コミュニケーションは水のように

今週のお題は「受験」 ということなので、青息吐息で挑んだ大学受験の思い出を書いてみます。こんにちは、ぎーたです!


特にこの季節になると、ふとした瞬間に受験生時代の自分を思い出します。
そして「よくあの苦境を乗りきれたな…ラッキーだった」という感慨がわいてきます。

が、それに続いて「もしもあの時代にオンライン英会話があったならば、第一志望大学は変えなかったかもしれない。その結果落ちても受かっても人生変わったな」という空想が頭をよぎります。


以前書いたように、僕は浪人時代の9月途中から東京でひとり暮らしをして予備校に通う生活を余儀なくされました
そして秋から冬にかけて徐々に受験勉強に手がつかなくなってしまいました(*_*)

気軽におしゃべりする相手が誰もいない独りぼっちの孤独と、成績降下が止まらない不安、「浪人してまで大学入試で失敗はできない」というプレッシャーなどに押し潰されてしまってのです(T_T)

一度夜中に突然腹痛が始まりタクシーで救急病院に駆け込んだこともありました。ストレス性の急性胃腸炎という診断でした
またこの頃に不眠症気味になり、たまに市販の睡眠導入剤を少量飲むようになりました(>_<)

結局
・第一志望校をワンランク落として実質的にプレッシャーを軽減させる
・定期的に実家に電話して、とりとめのない話をして寂しさを紛らわす
・クリスマス前に帰省して1月上旬までプチ宅浪状態でペースを取り戻す
睡眠導入剤は断つ。毎日必ず散歩などの運動をして、毎日入浴する。それで眠れないなら仕方ないと開き直る

などの方策のおかげで、それ以上の精神的衰弱と成績降下を食い止めることができました
そして本番では自分の持てる力を何とか出しきることができ、新第一志望校といくつかの大学に合格することができました(^o^)/


その中でも新しい第一志望校に関しては本当にラッキーでした
ボーダーラインギリギリだったのですが、本番では過去問とは傾向が全く異なる、僕の得意分野が大問で出題されたからです
謙遜ではなく前年までの傾向のままなら確実に不合格だったでしょう

ですから母校となった大学には拾ってもらった感があります
幸いそこでの先輩後輩を含めた学友、様々な恩師との出会いは素晴らしいものがありました。人生の宝です
人間万事塞翁が馬なんだと実感します

なので僕の「あの頃オンライン英会話があったら人生変わったな」という空想の出発点は受験結果への不満ではありません
「オンライン英会話があったら、拙いなりに毎日チャットできた。そのまま英語の受験勉強にもなった。あんな地獄のような苦しみは味わないですんだのに」という夢想なのです


客観的には「東京で予備校に通えるという恵まれた立場いる浪人生の贅沢な悩み」と受け取られても仕方ありません。
しかし主観的には徐々に酸欠になって行くような、息が詰まるような心地で本当に苦しかった(T_T)


独り暮らしが始まり話し相手がいなくなっても、最初の内は平気でした。しかし2週間も経つとストレスがたまってきて「とにかくおしゃべりしたい、たわいもない話で談笑したい」と渇望するようになったのです
当時の僕にとって何気ない雑談、何でもないコミュニケーションが砂漠の中の水のように貴重なものでした


そして改めて感じるのは、僕がこのブログを書く原動力になっているのがあの時の経験だということ
このブログはあの頃の自分に対しての、そして今日本のどこかにいるかもしれない、何気ないコミュニケーションを渇望している人に向けてのメッセージなんだと思います

Thanks so much for reading.
Seeya! Good luck☺