女の子のアイドルに、憂いって大事 松岡茉優

(モーニング娘。は)人生を支えてもらえるアイドルだと思うので、みなさんも自分の革命児を探しに、ぜひライブに行って下さい!
                松岡茉優

大変おひさしぶりですm(_ _)m
プライベートで色々ありまして、ずいぶん間が開いてしまいました(;´д`)
これからは、気張らずにまったり書いて行きますので、再び宜しくお願いします(..)

さて「寂しい人はアイドルと同じだから大丈夫」という持論?に援軍を見つけました
カンヌ女優の松岡茉優さんです
彼女はライブで飛び入り共演するくらいモーニング娘。の大ファンです。
松岡茉優の推しは鞘師理穂さんという既に卒業されたメンバーなのですが、鞘師さんはダンスが上手い一方で歌には苦手意識があり、ずっと自分に自信がない状態が続いていたとか。
松岡さんによると、その葛藤に悩む姿こそが魅力的なのだそうです。
それがタイトルの「女性アイドルには憂いが大事!」という言葉になります。

思うに、本当に寂しい人には、本物の憂いがあるから大丈夫。
(但し「自分の憂いは武器だ」と自覚した瞬間から効力は無くなる気がします(>_<)
憂いが本物でなくなるというか。。)

松岡さんは鞘師さんやモーニング娘。に精神的に支えられています
今の女優としての成功の一因は、アイドルおたくであるおかげかもしれません。

まさにアイドルを糧にして頑張っている松岡茉優さんも「寂しい人」なのかもしれません

暑いから無理しないようにしましょう
Seeya🙂

24時間100%自分のことばかり考える状態から脱出して、自分以外の人が主人公になると楽になる 東村アキコ②

寒暖差で体調不良💧
こんにちは!お久しぶりです(_ _)
ぎーたです🐺

さて、前回までに「寂しさは人間が持つ最大の力」「寂しいから大丈夫」と言える理由を中森明夫さんをベースにして自分なりにまとめてみました。
スティーブ・ジョブズやディズニーなどの社会的大成功者には、寂しく厳しい生育環境で育った人が少なくないから大丈夫
「成功は寂しさから生まれる」

②寂しさを通して親と深く繋がれるから大丈夫。
もう二度と会えなくて寂しいという感情が死別した親と自分を繋ぐ。
寂しいから、遠い故郷に住んでいる親に会いに行ける。

③今現在寂しい人は捨てられた子犬の目をしている。「孤独は人を惹き付ける」(ユーミン)から大丈夫。
人とのふれあいに飢餓感があり、StayHungryな寂しい人は、それ故に人の気を惹いてモテるためのポテンシャルがある。

④寂しい人は「寂しさの王国」の住人アイドルと同類であり、アイドルとの繋がりを糧にできるから大丈夫

前回の疑問は、中森さんのようにアイドルと知り合いではない僕たち一般人は、アイドルとの繋がりを日々の生活の糧にできるのか?
というものでした

僕の答えはケースバイケースでyesもnoもある、です。
結局、アイドルは毒にも薬にもなるハイリスクハイリターンの強力な影響因子なんじゃないですかね。
昨今アイドルへのストーカー/暴力事件だけでも色々ありますから((( ;゚Д゚)))
毒になると恐ろしい。
擬似恋愛の線引きは絶対に守る、アイドルとプライベートな関係を持とうしない。
これが僕の絶対条件です。

アイドルが糧となるケースとしては
①自分が弱っていたり追い込まれている時の、セーフティーネット&元気の源としてのアイドル
僕は浪人時代にテレビ断ちをしていましたが、銭湯にあったテレビで垣間見るアイドルの笑顔に癒されたものです(((^^;)
やはり彼女たちの明るい笑顔や歌声、ダンスには心身疲れ果てた人を救い、元気にするパワーがあります☺
その証拠というか、今やヤンキースのエースやドラフト1位の野球選手、五輪レベルのトップアスリートたちがアイドルに力をもらっていると公言する時代です。
映画『モテキ』の「弱ってるときに聴くアイドルソングは麻薬」とい名セリフを思い出します。
浪人時代の僕がまさにそうでした(; ̄ー ̄A
やはり毒にも薬にもなる強力な影響因子(ある意味インフルエンサー!)なんですよね、アイドルは

②擬似恋愛抜きで熱心に応援できる場合
アイドルの枠を少し広げて社会を見渡してみると、アイドルオタク的な人が周りにたくさんいることに気づきます
幸せそうに、多種多様に。
矢沢永吉さんの大ファンで毎年コンサートでタオルを投げるのを楽しみにしている人。
中には自宅や仕事場をYAZAWAグッズで飾りつけてる人も。
YAZAWAさん以外のアーチストにも、フリークとも呼ばれる心酔しているファンがいますよね


・長年阪神タイガースを応援してきた虎キチと呼ばれる人々。
広島カープや他のチーム、サッカー、相撲、バレーボール、フィギュアスケート、プロレスなど色々なスポーツに熱心なファンがいます
・劇場やライブに足しげく通うお笑いファン(中には追っかけになってプライベートな親交を結ぶ人もいる…)
・親衛隊とも呼ばれる宝塚の熱狂的なファン
・歌舞伎や小劇場劇団、劇団四季などの常連さん
etc.

これらの熱心なオタク的なファンの大部分は、対象を擬似恋愛の相手として見たりプライベートで親密になろうとはしていないように見えます。
それでも、いやだからこそ、生活に色恋抜きの健全な張りがあって楽しそうです。


このようなオタクになることは、東村アキコさんのいう「24時間自分のことばかり考える、always自分優先のステージ」から降りる絶好の機会になりそうです。
彼女によると、旦那や子供を優先して自分のことばかり考える状態から解放された後は「すごく楽になる」し、それはアイドルオタクでも同じだそうです(^^)
東村アキコ語録「自分以外の人の優先順位が1位というのは、とても楽なんです」
僕も楽になりたい😅

そして「自分を解放して楽にしてくれる、自分にとって優先順位がNo.1の人」(東村アキコ)≒「この人に出会うために自分は生まれてきたと思える人」(中森明夫)
というのが僕の見立てです。
二人が繋がりましたね(^_^;)

そのよう自分のNo.1に出会れば
・中森さんなら、自分は人に会うために生まれてきたんだと実感できる。(そして独身子供なしのままで老いていっても、自分は会うべき人に出会えたと心の平静を保てる)
・東村さんなら、結婚に近づける!
となる…‥
両者は正反対にも見えますが、アイドルと積極的に関わることを肯定して意義を見出だしている点は同じです

さて、アイドルが糧となる最後のケースは
③アイドルとの擬似恋愛を通じて日々の生活の糧を得る場合。
中森さんの定義では「アイドルとファンの関係はメディアを通じた擬似恋愛」ということなので、
その意味でこれが王道の楽しみ方かも?

この続きは次回にさせて下さい(_ _)

東村アキコ先生 番外編
マンガ東京タラレバ娘の巻末エッセイマンガ『本当はアイドルとかタレントになりたかった病』が面白いw
現代の妖怪?可愛いけど貞操観念が緩くやたらと人の彼氏を狙う美女の正体とは?……
東村アキコさんの鋭すぎる観察眼とセンスには脱帽です
https://blogs.yahoo.co.jp/sadae0306/14385932.html


To be continued‥
Thanks for reading🐶
Seeya! Have a nice day😆

結婚したければ、 アイドルオタクになれ! 東村アキコ①

初夏の陽気に桜も開花🌺
こんにちは ぎーたです!

中森明夫さん編の最終章(全2回)は、『海月姫』や『東京タラレバ娘』などのドラマ原作漫画の著者である、東村アキコさんの力を借りますf(^^;)
キーワードは「アイドル」です。
かなり強引な無茶な継ぎ接ぎになりますが、
なんとか着地させるためにどうかご寛恕をm(_ _)m

さて、中森明夫さんの「寂しいから大丈夫」の理由の続きです
《僕なりの推測を交えて》まとめると、それは
③「寂しい人は人を惹き付ける力があるから」大丈夫
さみしい人は精神的な飢餓にさいなまれているので、ユーミンが自嘲気味に語ったように、本能的に人の気を引こうとします。
これはスティーブ・ジョブズの名言《Stay hungry》そのものです
つまり寂しい人は人気者に、モテる人になるためのリソースが豊富とも言えるのです。
僕なりの比喩で言えば
「寂しい人は《無意識にナチュラルに》捨てられた子犬の目をしている」
だから大丈夫。

そしてこの「人を惹き付ける力」は「アイドル」にとっての最大の武器でもあります。
中森さんによるとアイドルの生育環境には社会経済的に恵まれない、又は精神的余裕がない複雑な家庭が少なくないそうです。
片親、血の繋がりがない家族、世間から後ろ指を刺されるような職業…
例えば酒井法子のりピーの実父は元暴力団の組長。そして「母」はなんと4人いる。 生みの母(乳児の時に父とは別の男と駆け落ち)、育ての親にあたる伯母、そして父親の再婚相手と再々婚相手。母の存在ひとつとっても複雑な家庭環境で育っているわけです。

アイドルとは恒常的な《Stay hungry》の状態で育ち、サバイバルのために人を惹き付ける力を磨かざるを得なかった人たちなのかもしれません。
また、アイドルになった後でも「あの芸能人を紹介してよ。業界人なんだから便宜はかってよ」と要求をする同級生や友達が多く、それを断り続けるうちに疎遠になり、「あいつ調子にのってる」と学校でいじめられることも多いそうです。
女性アイドルが摂食障害になるのは珍しくもない普通のこと、と中森さんは言います。
このようにアイドルは芸能界の厳しい生存競争に巻き込まれている一方で、それまで仲が良かった友達が減ってゆく。
その苛烈な寂しさが、ファンに好きになってもらうための魅力に転化しているのかもしれません。

④「寂しい人はアイドルと同じだから、そしてアイドルとの繋がりを糧にできるから」大丈夫。
実はこのような趣旨のことは中森さんの著書に明言されてはいないません。
言外の意味を汲んだ僕の創作のようなものです、ご容赦くださいf(^^;)。
アイドルが孤独と共に生きているというのは③で述べた通りです。
ではアイドルとの繋がりを糧にするとは?
具体例で言えば、中森さんが「僕は誰かに出会うために生まれてきた」言うとき、それは誰のことなのか?その中にアイドルが含まれるであろうことは間違いないと僕は確信しています。
なぜなら、文化評論や小説家としての力量と実績がありながらもなおアイドル評論の仕事をメインに続ける中森さんにとって、アイドルは人生を賭けた対象である。
そのように僕には見えるからです。

また「50を過ぎて未婚、子供もいない。このまま独りで死んで行くだろう」とクールに客観的に自己分析できるのは、出会ったアイドルたちとの大切な思い出が胸にあるからではないでしょうか。
そもそも中森さんが「寂しさ」を絶対肯定するのは、寂しさと共に育ち寂しさと共に生きるアイドルにエールを送りたいからではないか。
そうとさえ感じられます

では、アイドル評論家ではなくアイドルと個人的な接点がない僕たち一般人の場合はどうなのでしょうか?
いい年してアイドルファンをやってたら、搾取?されるだけではないのか?
恋人もできず、婚期を逃すだけではないか?
その観点から次回は論じます。
その際に東村アキコさんの卓見!が助けとなります
以下のblogを参照させて頂きました
http://stereorynch.hatenadiary.jp/entry/2017/01/14/233901
東村アキコ先生が語る 結婚するたった一つの冴えたやり方」
『すべてはモテるためである』の時にも感じましたが、いや~、はてなブログには素晴らしい書き手がいらっしゃいますすね!

to be continued…
Seeya😺  Have a good day☺

さみしい人ほど、より生きている。  中森明夫③

目が痒くて花粉症が辛い。鼻水でるしな~(;´д`)
お久しぶりです(_ _)
ぎーたです!

自分で始めといて言うのもなんなんですが、中森明夫さんの寂しさ論はまとめるのが非常に難しいです(*_*)

断片的には胸に刺さるフレーズが幾つもあるのに、三島賞の候補になった文学者でもある故なのか、『寂しさの力』では論理が飛躍したり主張が重層的に展開したりする文学的?叙述が散見されます。

また、常にCOOLな文体なので、中森さん自身の寂しさ・切実さがあまり僕に伝わってきません。
良く言えば村上春樹さんのdetachment(分離)的なスタイルです
だから「寂しいから大丈夫なんだ」いわれても説得力が今一つ…

さらには、著作を読み込むと、中森さんは言わば「コミュニケーション強者+能力強者」であって、「引きこもりやニートにはならないタイプだろうな」と感じさせるのも論じにくい理由です。
最終学歴が中退で企業の正社員になったことがないという中森さんの経歴は、普通の人生コースを歩めなかった僕に親近感を感じさせました。
が、それはどちらかというと「強さ」を反映しているのですね。
才能とコミュニケーション能力があるから学歴や正社員という地位に頼る必要はなかったんだと。
その点は秋元康さんの経歴と似てます

しかし、色々書きましたが、それでも僕やこのブログを読んで下さってる方が共感できるポイントがあるはずです。
直感的にそう思います
その共感ポイントを探していきます。


中森明夫さんが
「寂しさは人間が持つ最大の力」
「《寂しくても大丈夫》ではなく、《寂しいから大丈夫》なんだ」
と言う4つの理由

①数々の偉人やスターがが子供時代の寂しさを糧にして成功しているから
ディズニー、スティーブ・ジョブズ、(ダークサイドで)アドルフ・ヒトラー山口百恵etc.
これはいわゆる「生育過程での逆境をバネに」というサクセスストーリー。
中森さんは「成功はさみしさから生まれる」とも言い切っています。

ジョブズは実の両親の顔を知らずに育った、ディズニーは自分が体験できなかった幸福な子供時代をビジネスで現実化しようとした、などの話は興味深いです。
しかし、意地悪く言えば聞いたことがあるパターンとも言えます(*_*)
中森さんの孤独論の真骨頂は②③④にあるとおもいます

②さみしさで両親と繋がることができたから
 中森さんは二十歳の時にお父さんと死別されていますが、生前は折り合いが悪かったそうです。
しかし大分経ってからある時にふと父を思い出し、もう二度と会えないという現実に愕然としたといいます。
その時に「さみしさ」という複雑な感情がわかったそうです。
「息子である私に《死》の本当の意味を教えてくれた」
「亡き父と私は《さみしさ》によって永遠につながっているのだと思います」

80歳を越えて故郷の三重県で独り暮らしをしていた中森さんのお母さんは、時々電話してきて一方的におしゃべりしては、最後に「さみしい、さみしい」と言って泣きだしたものだといいます。
今まで取り上げてきた『寂しさの力』という本は、「母の《さみしさ》を肯定するために書くのだ」という「大きな動機」によって書かれたそうです。
やがてお母さんが病に倒れました。中森さんが東京から三重県の病院に駆けつけると、
」「これ母ちゃんのために書いたんや」
と言って書きかけの手書きの原稿を見せ
「母ちゃん、さみしいから、ええんよ。さみしいから会いに来たんやから。僕もさみしい。また会いに来るから。」「この本が完成するまで死んだらあかんで。母ちゃんのために書いてるんやから」
と励ましたそうです。

今まで僕は色んな親子の話を読んだり聞いたりしてきましたが、こんな切り口の家族論は初めてで新鮮でした。
必ずしも仲が良くなかった父親が唯一教えてくれたのが「さみしさ」という感情であり、母親のさみしさを肯定するために一冊の本を書く…

独特ですよね。
オリジナルだからこそ他にはない刺さるものがある!

to be continued
まとめきれませんでした(_ _)
でも完結編はASAPできるだけ早くで
Seeya! soon☺

もう50歳も過ぎて、たぶん一人で死んでいくんだろうなと思うわけですよ 中森明夫②

雛祭り 春は名のみの 夜風かな
こんにちは、ぎーたです!

「独り身で子供のいない僕は何のために生まれてきたのか?~」はこの本からの引用です
小林よしのり 中森明夫 宇野常寛 濱野智史
AKB48 白熱論争』
http://www.gentosha.co.jp/book/b5944.html 

さすがアイドルの専門家である中森明夫さんは4人の座談会の中で、随所に鋭い印象的な見解を披露しています
「アイドルとはメディアを通した恋愛(対象)」
「上手くいった事例を遡ってみれば辻褄が合っている、それは当たり前。AKB48も同様」
「みんなAKB48とおにゃんこクラブの違いばかり言いたがるけど、その間の時期にまったく売れなかったチェキッ娘のリベンジを、秋元さんはAKBで果したいのではないかという説がある」
「アイドルの歴史を見ると廃れないものはない。AKBは良くできているから長続きすると思うけど~永遠に売れ続けるように見えるものが、いったん止まるとまったく流行らなくなる」
etc.

前回と今回のタイトルは中森さんの以下の発言からの抜粋です
「僕なんか結婚もしてないし子供もいないでしょ? もう50歳も過ぎて、たぶん一人で死んでいくんだろうなと思うわけですよ。
じゃあ、俺、何のために生まれてきたのかなと考えると、ああ、それは人と出会うためなんだって。」

~たぶん一人で死んでいくんだろうな~
冷静というか達観してますね(-_-;)

ただし注意すべきは、この言葉がAKB48の握手会に肯定的な意味を付与する文脈で述べられていることです。
「心から推せるようなアイドルに出会って、握手会に行くことには意味がある」という文脈で…
僕も今回じっくり読み直して気づきました(・・;)
一般的な人生観を述べだものだと勘違いしていました。すみませんm(_ _)m
中森さんと秋元康さんは30年近くの知り合いということなので、営業トークの色合いがあるのは否めない。
(報道陣+関係者65人に対して観客が7人しか来なかったという、伝説のAKB48デビューライブにも中森さんは関係者の一人として招待されていたそうです)

いい年してアイドルが嫌いではない僕でも、AKB的な握手会には違和感があります。
長く握手するために同じCDを複数枚買わせようとする握手会には一般的に
・一種の風俗。ショウビジネスを歪めている
・アイドルを鬱にする
・危険。実際に刑事事件が起きてる
など様々な批判があり、僕も「キャバクラの色恋営業=疑似恋愛で客を引っ張る営業スタイル、に似てるよなあ」という否定的感想を持ってます。
昔から行われているCD営業のためのサービス握手なら全然かまわないと思いますが、同じCDを10~100枚買うとかとなるとちょっと…

しかし一方で
AKBグループは東日本大震災以降何年も継続して被災地慰問に行っているし、義援金寄付総額は数十億円(一説には100億円超)とも言われています。
もちろん売名もあるのでしょうが、これは素直に称賛すべきですよね。AKBグループ&秋元康さんナイス!


また、中森さんの「僕は人に出会うために生まれてきた」も、本音なんだと思います。
だからこそ胸に刺さるのでしょう 
前回紹介した『寂しさの力』の執筆時期とこの座談会の時期が重なってることから、寂しさについて色々考えているからこそ自然に出た言葉だと推察します

『寂しさの力』では
「さみしくても大丈夫」ではなく、
「さみしいから大丈夫」なんだ
とも述べられています。本当かな?
寂しいからこそ…

かつて中森さんが全盛期のユーミンにインタビューした際に、スターの条件は何かと尋ねたところ
「そうね……孤独だってことかしら。ほら、人気ってのは<人の気>なのよ。孤独がきっとそれを引きつけるのよね」
と、どこか遠くを見るような表情でユーミンは答えたそうです
寂しさの力、ユーミンは自覚していたのかもしれません

次回は「人間の最も強い力としての寂しさ」を含めて中森明夫編を完結させたいと思います



to be continued
Thanks so much for reading.
Seeya 🌷  Good day☺

独り身で子供もいない僕は何のために生まれてきたのか? 人に出会うためだ。 中森明夫①

ピョンチャン五輪楽しかったですね!
こんにちは、ギータです

実は今回のオリンピックには超うす~い(メアドも知らないくらい薄ーい(-.-))知人が参加していたので、今までよりも応援に力が入りました。
メダリストなどではないのですが、持てる力は出しきれたようなので良かったです😊
テレビの向こうで頑張っている姿を観ると、嬉しいと同時に不思議な感じがします

その人は「コミュニケーションは水のように」の回で言及した母校の、同級生の後輩です
少し言葉を交わしたことがあります。
必ずしも本位で入学した大学ではないのに、これを含めた様々な出会いに恵まれたキャンパスライフでした

ただしだからといって「本当に人との出会いって素晴らしいですよね!」
とストレート&ポジティブに出会いについて語りたい訳ではありません。
僕の半生は大学浪人時代だけではなく、常に孤独と共にあったようなものなので、基本ひねくれて暗いんですよね(-.-)
確かに出会いは素晴らしいけど、その前に問題が山積み…
僕自身がブログタイトルの「孤独に飽きた人」なんです


だから比較的順調に人生の王道コースを歩んできた方々がしばしば発する
「やっぱり人生は人との出逢いだよね!」という述懐には素直に頷くことができません(-.-)
もちろんその人だって僕には想像できないような、色々な苦労をされてきたのでしょう。
頭ではわかっているのですが…


そんなひねくれ者の僕が出逢いと孤独について考える時に思い出すのが、
コラムニスト、編集者、アイドル評論家の中森明夫さんです
いわゆる「おたく」という表現を世に広めた人で(差別的に使ったみたいですが)、ただの評論家ではない。
中森明夫さんはアイドル評論家を自称しているくらいなので、僕は排除の論理やおたく蔑視を感じたことはないです。
しかしホリエモンみたいな能力優越感はあるかもしれません(-.-)

その中森明夫さんは「寂しさ」について独特な持論があります
曰く「芸能界は、寂しさの王国」「成功はさみしさから生まれる さみしさは人間の最も強い力」
『寂しさの力』より
http://www.shinchosha.co.jp/sp/book/610611/
少し強引な一般化も感じますが(--;)

タイトルの「独り身で子供もいない僕は、人に出会うために生まれてきた」というフレーズは、
『寂しさの力』とは別の本に載っていた、ある座談会での中森明夫さんの発言です
究極の寂しさを表す前段から、出会いへの強い前向きな姿勢に帰結する、虚をつかれるようなフレーズ。
僕の心の柔らかい場所に刺さりました
次回はこのフレーズに込められた意味と寂しさ共に生きてきた人間が持つ「人間の最も強い力」について書きたいと思います


To be continued...
Thanks so much for reading.
Seeya😊  Goodday❗

その先のゆる~い繋がり 地域の英会話サークル

羽生選手の怪我をのりこえてオリンピック連覇が凄すぎ!
こんにちは ぎーたです


今回はオンライン英会話に慣れた人のためのコミュニティ、地域の英語サークルについて個人的な体験をもとに書いてみたいと思います

誰でも参加できるオープン型のサークルは、民間の有志が主催者の非営利団体
自治体が援助している場合もあるようです。
コミュニティセンターや喫茶店などを会場にして、月に1~4回開催。
一回の会費は無料から1000円くらいまで
ワンコイン500円のところが多いみたいですね
先生役のネイティブがいるサークルと、日本人だけのところがあります


東京などの大都市では色々なサークルがあり、中には毎日どこかで開催している!という気合の入ったものもあります。
地方では、残念ながら県庁所在地でもサークルがない場合もあります。(広く会員を募集していない、クローズサークルがあるかもしれません)
一方で人口10万人に満たない街でも活動している場合もあります

注意点としては宗教やネットワークビジネスの紹介、ナンパなどを目的とするメンバーがまれにいることです😠
残念ですが誰でも参加できるオープンサークルの宿命でしょう
しかしこれを逆手に取れば、本名や職業などをボカす正当な口実ともなるのです。
あまり自分の情報を言いたくない人にはちょうどいいですね


レベル別にテーブルを分けていればbetterです。
(全員一緒だと上級者ばかり話しがち)
初心者🔰テーブルには若い子が来る確率が高いので、モチベーションがあがりますよ!?
英語サークルなので英語がある程度できると「凄ーい」とリスペクトされることも!
しかしあくまでも英語ファーストで行きましょう(^^;


時々or毎回サークルが終わった後で、有志が喫茶店やファミレスでお茶する場合もあります。
運よく魅力的な女性の近く座るとちょっとした合コン☺みたいな気分を味わえます
ただしお茶会ではプライベートに関する質問もされるので、参加する場合は心構えを。

対戦相手が必要な囲碁・将棋サークルや、発表会がある合唱サークル、大会があるスポーツサークルなどに比べて、英会話サークルは遅刻早退や欠席がそれほど迷惑になりません。
比較的マイペースでの参加が許容されています
それが「少しゆる~い繋がり」ということです。
もちろん能動的に関われば得るものも大きい。
老若男女の様々なバックグラウンドを持つメンバーとの出会いは新鮮で貴重です。
仲の良い友達や恋人となる人もいます


オンライン英会話での練習の成果が確認できて、社会参加へのゆる~いステップを踏める英会話サークル
興味ある方は見学から始めてはどうでしょう?
嫌ならそれで辞めればいいんです
一回だけ来てそれっきりの人多いですよ(-_-)
でも半年後にまたひょっこり来たりして(^^;、
それで問題ないですから
仕事でも学校でもないサークルなんですから、迷惑かけない範囲でゆる~いスタンスでOK!


Thanks so much for reading.
Seeya☺  Good day😁